引越し専門業者の特徴

引越し専門業者という業種は、そもそもは運送業です。
運送業者でなければ、金銭授受を伴う貨物輸送をすることができないのです。
引越しを仕事として行うためには、まずは運送業としての届け出が必要になります。

 

運送業者は、国土交通省の定めによりいくつかの種類があります。

 


まず一つ目は、一般貨物自動車運送事業です。
一般的な運送屋のほとんどはこれに当たります。
個人経営ではないこと、5台以上の運送車両の保有をしていることなどの条件があり、引越しを扱う業者は、引越し専門でも兼業で行っている場合でもほとんどがこの中に入ります。

 


二つ目は、貨物軽自動車運送事業です。
軽自動車と名のつく通り、軽自動車での比較的小さな荷物の輸送をする運送業者です。

 


もう一つは、貨物利用運送事業というものです。
こちらは自社では運送せず、荷主と実際に運送を担当する事業者を仲介する事業です。

 

いずれの事業者に依頼するにしても、引越しをするにあたっては国土交通省の定めた引越約款の提示が義務付けられています。
荷物の紛失や破損、または契約のキャンセルなどのトラブルが発生した時にはこの引越約款が基本となりますので、本契約となった時には必ず提示を求めねばなりません。

 

これ以外の事業者、たとえばいわゆる便利屋などが引越しを有償にて行うという宣伝を行っていた場合、それは違法行為に当たります。
業者はもちろんですが引越しを依頼した荷主側も処罰の対象となりますので注意が必要です。